tacktack の ブログ

拓です。今度は少しは長く続くかな。

デザイン関連

「分かり易い」デザイン

分かり易いデザイン、とは、多くの人が共感できるデザインと言い換えてよいでしょう。共感には一時の流行や今の気分などの意味も含んでしまいますが、もっと根源的な、いかなる時代、文化圏の元でも人間が持っている、生きるために必要な感情、と、大げさに…

「深い」の反対へ:誰にでもわかるとは

デザインがわかる、わからない、という話題があります。 先ほど来続く、「深い」もそうですが、「何を言っているのかわからない」「何を意味しているのか分からない」 といったデザインに関する話題です。 わかりにくいデザインとは、私が考える限りにおいて…

「深い」の反対は?

いきなり、濃い話に入ったら、書きにくくなってしまいました。 「深い」について表現する前に、その反対側、描きやすい方について書き進みます。 深い話をすることが難しいと同じように、深い意図をデザインすることは難しいです。デザインすることは行為な…

「深い」意図をシンプルにデザインする

パルテノンがなぜよい建物か。それを説明するためにいろんな角度から考えを整理することにしました。今は「デザインがよい」について、「デザインとは何か」の角度から見ています。 よいデザインには意図があり、それが達成されている。 では、パルテノンの…

「よい」デザインは「よい」結果とは関係がない。

「デザインする」とは、目的達成のために意図をもって行動すること。 「よいデザイン」とは、意図された通りのリターンが得られたデザイン、と書きました。 この意図のことを、「コンセプト」といいますが、この言葉はここでは使わないことにします。 言葉を…

「デザインする」とはどういうことか

いきなりテーマを、「よい建物」と膨らませすぎました。一方で、たくさんのテーマが沸き上がって来たので、しばらく書くことに事欠くことはありません。 「よい建物」の中に含まれる論点を小分けにすることから始ます。 前のエントリーで書いた内容を繰り返…

今まで見てきたなかで、いちばんよい建物は何か

私は、世界中を旅してたくさんの建物を見てきました。それぞれに素晴らしい、価値のあるものでした。 ではそのなかで、いちばんよい建物は何か。 迷うことはありません。パルテノン神殿です。 パルテノン神殿を見て、私の中の「よい建物とは」の答えが定まり…